日本のトラックカスタム文化を語る上で欠かせないのが、往年の大ヒット映画『トラック野郎』だ。スクリーンの中で主演の菅原文太氏が魅せた豪快で人間味あふれる「一番星号」の活躍は、全国のトラックドライバーの心に情熱の火をつけた。そのDNAは半世紀近くが経過した現在も脈々と受け継がれており、現代のオーナーたちの創作意欲を刺激し続けている。
ベース車として圧倒的な支持を獲得しているのが、いすゞ自動車株式会社が誇るロングセラーいすゞ・エルフである。中でも2007年のモデルチェンジによって登場した07エルフは、キャビン形状の直線的なシルエットとスクエアなフロントフェイスが特長だ。メッキパーツやバイザー、バスマーク行灯といったクラシックな飾りが映える最高の造形美を備えており、現代のデコトラ制作において絶好のキャンバスとなっている。