世界で死刑がある国一覧と実態|日米が存置を貫く理由と最新潮流

世界で死刑がある国一覧と実態|日米が存置を貫く理由と最新潮流

話題沸騰中の 世界で死刑がある国一覧と実態|日米が存置を貫く理由と最新潮流について、主要な情報を整理して公開しています。

Q1:世界で死刑を完全に廃止している国はいくつありますか?
A1:国際機関アムネスティ・インターナショナルの集計によると、あらゆる犯罪に対して死刑を法的に完全廃止している国は112カ国以上にのぼります。軍法など特殊な犯罪を除いて平時の死刑を廃止した国や、過去10年以上執行を行っていない「事実上の廃止国」を合わせると約144カ国となり、世界全体の約7割以上が執行を止めています。

Q2:なぜ先進国の中で日本とアメリカだけが死刑を続けているのですか?
A2:日本は「国民世論の約8割がやむを得ないと支持していること」や「被害者遺族の処罰感情・応報正義」を主たる根拠としています。一方のアメリカは連邦制をとっており、死刑を廃止した州が29州に達する一方、テキサス州など保守的な州法を持つ地域で治安維持や自衛の権利観を背景に死刑が維持されているためです。

Q3:日本で死刑が適用される基準(永山基準)とは何ですか?
A3:1983年の最高裁判決(連続射殺魔・永山則夫事件)で示された基準です。「被害者の数(一般に複数人が目安とされるが単数でも適用例あり)」「犯行の態様・残虐性」「殺害の動機」「反省の度合い」「社会的影響」など9項目を総合的に考慮して判断されます。

Q4:死刑囚は刑務所でどのような生活を送っているのですか?
A4:死刑確定者は一般の受刑者とは異なり、刑務所ではなく拘置所の「単独室」で生活します。懲役刑ではないため刑務作業の義務はありません(希望すれば軽作業を行うことは可能)。逃亡や自殺を防ぐため厳重な監視下に置かれ、外部との文通や面会も親族や再審弁護人など極めて限定された範囲に制限されます。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。