公式発表資料や芦屋町観光協会の案内によると、とと市場は「見て楽しい、食べて楽しい」をコンセプトに掲げた地産地消の複合型拠点です。店内に足を踏み入れると、中央に鎮座する大型いけすで元気に泳ぎ回るイカやアジ、旬の地魚が目を引きます。昭和31年に国定公園の指定を受けた風光明媚な夏井ヶ浜海岸を間近に控え、潮風を感じながら新鮮な海の幸を堪能できる立地条件は、都市部のスーパーや飲食店では決して味わえない開放感を生み出しています。
一般的な鮮魚店と決定的に異なるのは、その「体験型導線」です。鮮魚コーナーで獲れたての魚介類を選び、精肉コーナーで地元の上質肉を調達し、農家直送の朝採れ野菜をカゴに入れ、そのまま屋外のバーベキューテラスへ直行できる仕組みが確立されています。買い物という日常の行為が、エンターテインメントへと昇華されている点こそが、北九州エリア随一の集客力を誇る最大の要因といえます。