童話のコンセプトを現代のバラエティ・検証番組として見事に昇華させたのが、読売テレビ制作・日本テレビ系で放送されている『草彅やすともの うさぎとかめ』です。草彅剛さんと海原やすよ ともこさんがMCを務める本番組では、ひとつのテーマに対して「専門家から1時間だけ超集中指導を受けるウサギ」と「独学やネット情報で1週間コツコツ練習するカメ」がガチンコ対決を行います。
番組内の対決結果(料理、DIY、スポーツ技術など)を見ると、短時間の集中特訓で要点を掴んだウサギが勝つ回もあれば、地道に反復練習を重ねたカメが予期せぬトラブルをリカバリーして勝利する回もあり、視聴者の共感を呼んでいます。見逃し配信サービス「TVer」や「ytv MyDo!」でも高評価を記録しており、視聴者からは「努力の質と適性の違いが可視化されて面白い」「単なる根性論ではなく効率と反復の双方が重要だとわかる」といったリアルな感想が寄せられています。
この番組が提示する現代的な示唆は、「ウサギの瞬発力(効率的な学習)」と「カメの持続力(経験値の蓄積)」は対立するものではなく、目的や期限に応じて使い分けるべき武器であるという点です。