学力テストや模試で算出される偏差値は、平均点を「50」、標準偏差を「10」として全体の散らばりの中で自分がどの位置にいるかを表す統計指標です。数学的な正規分布の理論値に基づくと、偏差値38 上位何パーセントに該当するのかは明確に導き出せます。
計算上、偏差値38は上位約88.5%(下位約11.5%)に位置します。受験者集団全体のなかで、下から数えたほうが圧倒的に早いグループに属しているのが客観的な数値です。
具体的に偏差値38 順位何番目に相当するのかを規模別に換算すると、以下の規模感が浮き彫りになります。
- 100人が受験する小規模模試:88番目前後(後ろに約11人)
- 1,000人が参加する中規模模試:885番目前後(後ろに約115人)
- 10万人が受ける全国規模模試:8万8500番目前後(後ろに約1万1500人)
受験生全体の約9割が自分より上にいる状態であり、現時点では基礎学力に致命的な抜け漏れが生じているサインといえます。しかし、模試の種類によって母集団の学力層が大きく異なる点には注意が必要です。