1984年の開業以来、32年間にわたりパリ発の洗練された女性ファッションを発信し続けた「プランタン銀座」は、2016年末に惜しまれつつその歴史に幕を下ろしました。2017年3月に「マロニエゲート銀座2」としてリブランドオープンした当初は女性向けファッションビルとしての色合いを残していましたが、2020年以降の大規模リニューアルによってその性格は根本から刷新されました。
象徴的な転換点となったのが、1階から4階にオープンしたグローバル旗艦店「UNIQLO TOKYO」の誕生です。プリツカー賞を受賞した世界的な建築家ユニットであるヘルツォーク&ド・ムーロンが外観および内装デザインを手掛け、建物のコンクリート骨組みをあえて露出させた吹き抜け構造は、銀座の新たな建築美としても高く評価されています。
百貨店型のハイエンド路線から、誰もが日常的に高品質なアイテムを手に入れられる「スマート・ラグジュアリー&デイリー」な空間へシフトしたことで、国内外の幅広い層が訪れる銀座屈指の集客スポットへと成長を遂げました。