この作品を単なるスポーツドラマだと括ってしまうと、その真価を見誤る。実質的には、衰退する組織を立て直すための強烈なビジネス書であり、骨太なオフィスドラマだ。
社内の派閥争い、老害と言われるベテラン社員との衝突、限られた予算の分配、そして組織の腐敗。働く者なら誰もが一度は直面する泥臭い課題に対し、主人公は感情論ではなく緻密なロジックと情熱で挑んでいく。日々の仕事に葛藤を抱えるビジネスパーソンにこそ刺さる名セリフの数々が、日本版でどのようにローカライズされるのか。テレビドラマ業界の新たな金字塔となるポテンシャルを秘めている。