会員数の急増に伴い、現実的な課題となっているのがライブチケットの争奪戦だ。国立代々木競技場第一体育館やKアリーナ横浜など、アリーナクラスの会場であっても、FC一次先行の段階で落選者が続出する異常事態となっている。
仮にアクティブ会員数を9万人と仮定し、主要アリーナ公演(収容人数約15,000〜20,000人)のチケット倍率を試算してみよう。1会員が2枚〜4枚のチケットに応募した場合、応募総数は数十万件規模に達する。千秋楽や記念公演などの人気日程では、当選倍率が5倍〜10倍を超えることも珍しくなく、良席保証のプレミアムシートに至っては数十倍の倍率となる激戦ぶりだ。
「FCに入っていれば確実に観に行ける」という時代は過ぎ去り、現在は「FC先行でも争奪戦」というフェーズに入っている。チケット獲得の確率を少しでも上げるための早期入会や、家族・友人との協力体制が、さらなる会員数増加の相乗効果を生んでいる。