Q1:上の前歯から先に生えてきましたが、歯医者へ連れて行くべきですか?
A1:上の前歯から生え始める赤ちゃんは臨床上珍しくなく、全体の1〜2割程度で見られます。歯肉の極端な腫れや出血がなく、授乳や離乳食が摂れていれば緊急受診の必要はありません。自治体の1歳6ヶ月健診やかかりつけ歯科の定期健診時に確認してもらう形で問題ありません。
Q2:1歳になっても1本も歯が生えてこないのですが、異常でしょうか?
A2:1歳時点で歯が生えていない「萌出遅延」は個人差の範囲であることが大半です。歯肉の下に歯胚が存在していれば、1歳3ヶ月〜1歳6ヶ月頃までに自然と生えてくるケースが多く見られます。1歳3ヶ月を過ぎても兆候が見られない場合は、念のため小児歯科で歯肉の触診やレントゲン確認を受けることを推奨します。
Q3:前歯の間に大きな隙間(すきっ歯)があるのですが、将来の歯並びが心配です。
A3:乳歯の時期に見られる歯の隙間は「発育空隙(はついくくうげき)」と呼ばれ、乳歯よりもサイズが大きい永久歯が後からきれいに並ぶために必要な正常なスペースです。乳歯の段階で隙間なく詰まっている方が、将来的に永久歯が重なり合って生えるリスクが高くなりますので、過度な心配は不要です。