インターネット上のリアルタイムな口コミやSNS、知恵袋に投稿された3月の海水浴経験者の声を検証すると、期待と現実の落差を赤裸々に物語る証言が数多く見受けられます。
「セレブ気分でビキニを着て波打ち際に入ったが、冷水シャワーを浴びたように心臓が跳ね上がり、1分で上がってバスタオルにくるまった」「子どもが震え出して唇を紫色(チアノーゼ)にしていたため、結局ビーチサイドの温水シャワー室へ直行した」といった失敗談は枚挙にいとまがありません。一方で、「3mmのフルスーツをレンタルしてシュノーケリングに参加したら、透明度が抜群でサンゴや熱帯魚を独り占めできた」「夏休みのような激しい混雑がなく、波打ち際を散歩するだけで最高のヒーリングになった」という満足度の高い声も確実に存在します。
また、海開きシーズンの安心を担保する安全インフラとして、ハブクラゲ侵入防止ネットの存在が挙げられます。猛毒を持つハブクラゲの幼生が活発化するのは主に水温が上がる5月以降ですが、主要ビーチでは海開きと同時に遊泳区域をネットで囲い、常駐のライフセーバーが監視台に就きます。海開き前の天然ビーチや管理外エリアでは、潮流の危険性だけでなくレスキュー体制が稼働していないため、初春の単独遊泳は極めて危険です。