初回ロケで凄まじい反響を獲得した長州力は、その後も番組の重要局面で起用されました。特にファンの間で初登場回に劣らぬカルト的人気を誇るのが、2回目の大型企画となった2026年4月14日放送の「大悟vsノブ 世紀の野球対決SP」です。
ノブチームの秘密兵器としてグラウンドに現れた長州力は、マウンドに立つと異様なフォームからボールを投球。その際、口から自然に発せられた「パカ」という奇妙すぎる擬音に、ベンチの千鳥をはじめとする芸人勢は膝から崩れ落ちました。ボールを投げる瞬間に自ら効果音を口走るプロレス界のドン。野球のセオリーを完全に超越したその姿は、初回で示した純粋無垢な破壊力を再認識させるに十分な破壊力でした。
さらに同年7月、千鳥がスタジオを離れてレジェンドたちが代打MCを務める「MC超人タッグトーナメント」では、盟友である武藤敬司とタッグを結成。滑舌に難を抱える猛者ふたりが進行席に並んだ結果、VTRを見るでもなく自分たちの思い出話を始め、ボタンを押すタイミングも支離滅裂という、テレビ史上類を見ないスタジオパニックを引き起こしました。プロレス界のパワーバランスをそのままバラエティに持ち込み、千鳥をモニタリングルームで絶叫させ続けたこの一連の流れは、長州力が一発屋のゲストではなく、番組の遺伝子そのものになったことを証明しています。