『ズバリ言うわよ!』終了の深層と現在|細木数子が残した平成の熱狂

『ズバリ言うわよ!』終了の深層と現在|細木数子が残した平成の熱狂

『ズバリ言うわよ!』終了の深層と現在|細木数子が残した平成の熱狂にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

番組終了後、ネットコミュニティやSNS上では「全て台本通りのやらせだったのではないか」「細木数子の死とともに六星占術は廃れた」といった言説が散見されます。しかし、一次資料や現場関係者の証言を辿ると、実態は大きく異なります。

まず「やらせ疑惑」についてです。事前の入念なリサーチシートやゲストの経歴資料は制作スタッフによって準備されていましたが、収録現場における細木氏の怒りやアドリブ発言は、ほぼ台本を無視した即興でした。演出担当者が指示を出しても細木氏が激怒して進行を覆すケースが日常茶飯事であり、「完全なコントロールなど不可能だった」というのが当時の制作デスクの一致した証言です。その制御不能な緊張感こそが、画面越しに視聴者を惹きつけた本質でした。

もう一つの誤解である「占術の消滅」についても事実は異なります。2026年11月、細木数子氏は83歳で逝去しましたが、生前の2016年より姪であり養子縁組を結んだ細木かおり氏への事業承継が着実に進められていました。かおり氏は「六星占術」の正式な後継者として鑑定業を引き継ぎ、現在もベストセラーを継続しています。先代の持つ強権的なスタイルから脱却し、SNSやYouTubeを活用した「現代のライフスタイルに寄り添うメンター」として、若い世代の相談者層を開拓し続けています。

吉田 誠
著者

吉田 誠

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