入社後、彼女の知名度を一気に全国区へと押し上げたのが情報バラエティ番組『サンデー・ジャポン』への起用でした。「みんなのみな実」を自称し、カメラに向かって両手でハートを作るポーズや、計算し尽くされた甘えたリアクションを披露。独自の「ぶりっ子キャラクター」を確立し、瞬く間に番組の名物コーナーを担う看板アナウンサーへと登り詰めました。
しかし、その強烈な個性は諸刃の剣でもありました。お茶の間の認知度が高まるのと反比例するように、同性からの反発が激化。雑誌の「嫌いな女子アナランキング」では毎年のように首位争いを演じる事態となり、心ない批判にさらされる日々が続きました。
当時の様子について、彼女は後に「番組から求められる役割を完璧に全うしたかった」と述懐しています。どれほど批判を浴びようとも、制作陣の期待に応えるために台本を徹底的に読み込み、一分の隙もなくキャラを演じ切る。そのプロフェッショナリズムこそが、後の大躍進を支える強靭な精神力の土台となりました。