ワーグナーの結婚行進曲は不吉?結婚式で使えない理由と真相を徹底解説

ワーグナーの結婚行進曲は不吉?結婚式で使えない理由と真相を徹底解説

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結婚式の定番行進曲には、ワーグナーと並ぶもう一つの傑作が存在します。それがフェリックス・メンデルスゾーン作曲の劇付随音楽『夏の夜の夢』より「結婚行進曲」です。両者は同じ「結婚行進曲」と呼ばれながらも、曲調や演出上の役割が明確に異なります。

ワーグナーの楽曲がゆったりとしたテンポで神聖さや重厚感、厳かな緊張感を演出するのに対し、メンデルスゾーンの楽曲は華やかなファンファーレとともに歓喜と祝福が満ちあふれるダイナミックな構成が特徴です。これら2曲の個性を比較すると以下のようになります。

【ワーグナー vs メンデルスゾーン 比較】

・ワーグナー(婚礼の合唱):テンポは緩やかで荘厳。新婦入場やキャンドルサービスなど、厳粛なシーンに適している。
・メンデルスゾーン(結婚行進曲):テンポは快活で華やか。挙式後の新郎新婦退場や披露宴のお開きなど、祝福と門出のシーンに最適。

この対比が確立したきっかけは、1858年に行われた英国のヴィクトリア王女とプロイセン皇太子フリードリヒのロイヤルウェディングでした。王女が自身の結婚式で「入場にワーグナー、退場にメンデルスゾーン」を採用したことで世界的なトレンドとなり、現在に至るウェディング演出の標準スタイルが形成されました。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。