認定看護師制度は大きな転換期を迎え、2026年度をもって従来のA課程が完全に終了し、特定行為研修を統合した「B課程」へ一本化されました。これにより、これから資格を目指す看護師はすべてB課程での受講となります。
B課程の最大のメリットは、「創傷管理関連」や「栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」といった特定行為を自らの判断(手順書)で迅速に実施できるようになる点です。壊死組織のデブリードマンや持続点滴中の高カロリー輸液の調整など、従来は医師の直接指示を待つ必要があった処置をタイムラグなく実践できます。
教育期間は約8か月から1年間で、講義・演習・臨地実習に加え、特定行為の実践研修が組み込まれます。学費は教育機関によって異なりますが、入学金・授業料・実習費を合わせて約100万〜150万円程度が相場です。病院からの出張扱い(給与保障)や受講料の全額・一部補助制度、専門実践教育訓練給付金の活用可否が、経済的負担を軽減するための重要なチェックポイントとなります。