地方公務員・公安職を目指す受験生の間で、市原市消防局の採用試験は根強い人気を集めています。試験区分は主に大卒程度(上級)、短大・高卒程度(初級)、そして救急救命士有資格者を対象とした専門枠に分かれています。
近年の実質倍率は職種区分によっておよそ4倍から8倍前後で推移しており、体力試験のみならず面接での論理的思考力や倫理観が厳しく問われます。コンビナート火災に対応する高度な化学消防隊を擁していることもあり、技術志向の強い受験生が集まる点も特徴的です。
職員の給与水準は千葉県内の自治体消防の中でも上位クラスに位置します。各種手当(夜間勤務手当、出動手当、危険手当)が加算されるため、30代前半で年収550万〜650万円程度に達するケースも珍しくありません。「24時間勤務(当直)と非番・週休」のローテーションによるワークライフバランスの取りやすさを評価する声がある一方、臨海エリア特有の訓練負荷の高さに対するタフさも求められます。