天草五橋を巡る情報の中には、古い情報やネット上の誤解が散見されます。訪問前に知っておくべき3つの盲点を整理します。
誤解1:「現在もどこかで橋の通行料金がかかる」という思い込み
一部の古いガイド記事や有料道路時代の名残から、「橋を渡るのにお金がかかるのでは」と心配する旅行者がいますが、天草五橋(1号〜5号橋)および新1号橋(天城橋・三角大矢野道路)はすべて完全無料で通行できます。ETCカードの準備や料金所での小銭の用意は一切不要です。
誤解2:「車を路肩に止めて橋の上から写真が撮れる」という危険な勘違い
天草五橋の各橋上は、車道幅が狭く驻停車禁止区間です。景色が良いからといってハザードランプを点けて橋の上に停車する行為は、後続車の追突事故や深刻な渋滞を誘発する重大な違反行為です。写真を撮影したい場合は、橋の前後にある展望公園、物産館駐車場、または歩行者専用通路が整備されている天城橋の歩道を利用してください。
誤解3:「天草五橋を渡ればすぐにイルカウォッチングができる」という距離感のズレ
五橋の終点である松島(上島)周辺でもイルカウォッチング船は一部運航していますが、野生イルカの主生息地である「通詞島(つうじしま)・五和町」は天草下島の北端に位置します。5号橋を渡り終えてから五和町まではさらに車で約50〜60分(約40km)の移動が必要となるため、余裕を持ったタイムスケジュール設計が不可欠です。