ライブ・コンサートのチケット販売は、段階的なプロセスを経て展開される。最初に行われるのがファンクラブ会員枠の先行抽選だ。ここで落選した場合でも、未入金分やキャンセル分が割り振られる復活当選の機会が訪れる。制作開放席は、これらすべてのプロセスが終了した最後に用意される文字通りの最終枠である。
ステージの見切れ席や機材解放エリアを活用するため、見逃せないのは演出の最終調整との兼ね合いだ。舞台装置を組んだ結果として視認性が確保できた席が開放されるため、販売数自体が限定的である。ファンクラブ会員枠で涙を飲んだファンに対する再チャレンジの仕組みとして、機能している側面は大きい。