おじゃるまるキャラを巡る噂は、大きく三つに分類できる。第一に「有名芸能人の別アカウント説」、第二に「大手企業のステルスマーケティング説」、第三に「海外クリエイターの匿名活動説」である。編集部はそれぞれについて、公式発表、IPアドレスの傾向、投稿時間帯の分析、使用機材の特定可能性などを通じて検証した。
その結果、芸能人説は公式が「事実無根」と明言。企業説についても、公式グッズの販売元が小規模な同人サークル登記であることから、大手企業の関与は考えにくい。海外説については、投稿に使用される日本語の敬語表現やオノマトペの選択に、日本国内のネットスラングへの深い理解が見られ、少なくとも日本語ネイティブが主導している可能性が高い。
SNS上の反応を分析すると、「かわいい」「癒やされる」という肯定的な投稿が全体の約58%を占める一方で、「気持ち悪い」「正体を隠す意図が不気味」という否定的な投稿も約22%存在する。残りは中立・質問系である。この二極化は、匿名キャラクターが抱える構造的な課題を如実に示している。