半世紀以上にわたり日本のポップカルチャーを牽引してきた旧ジャニーズ事務所の廃業と、被害補償に特化したSMILE-UP.への組織改編は、嵐の5人にとっても大きな転機となった。長年培ってきた実績とファンとの歴史をいかに次世代へ継承するか、熟慮を重ねた結果が独立とエージェント契約だった。
過去の過渡期を経て組織が透明化されたことで、嵐は自らのアイデンティティを再定義することに成功した。大手芸能プロダクションの傘下から脱し、アーティスト主体で自らのキャリアを設計する姿勢は、後輩グループにとっても重要な前例となっている。