人気が高まるにつれ、ネット上では荒唐無稽なデマや誤解も数多く飛び交いました。その代表格が、元北海道日本ハムファイターズの杉谷拳士氏が中の人ではないかという噂です。
杉谷氏が引退前後につば九郎とテレビ番組やイベントで親しく共演し、その軽妙なトーク力とキャラクター性から「杉谷ならやりかねない」とSNSで面白おかしく拡散されました。しかし、杉谷氏の現役時代とつば九郎の全盛期は完全に重複しており、スケジュールの観点からも完全なジョークでありデマであることは明白です。
また、検索エンジンでしばしば浮上するつば九郎の中の人の死亡説の理由についても、正確な文脈を理解しておく必要があります。この噂が広まった背景には、2つの要素が混在していました:
- 体調不良による一時的な欠場:夏場の猛暑による脱水症状や疲労蓄積により、試合途中でベンチ裏へ引き揚げたり、遠征をセーブした時期があり、ファンの間で健康不安説が囁かれたこと。
- 2025年2月の公式訃報:前述の通り、球団が「つば九郎を支えてきたスタッフの死去」を発表したことで、一部のまとめサイトやSNSで「つば九郎の中の人が亡くなった=キャラクター自体の活動終了」と短絡的に結びつけられ、センセーショナルに拡散されたこと。
事実は、功労者であった長年のキーマンが旅立った後も、彼が築き上げた演出メソッドと魂は後進のサポート体制へと引き継がれ、2026年の現在もつば九郎は神宮のグラウンドに立ち続けています。