スラックスの美しさを決定づける「センタープレス(折り目)」は、ハンガーにかける前のわずか数秒の整え方で寿命が左右されます。センタープレスが二重になってしまったり、途中で消えてしまったりする原因の多くは、平置き時の合わせ間違いにあります。
正しいスラックスのセンタープレスの合わせ方は以下の3ステップです。
- ズボンの裾を持ち、前後の折り目(プリーツライン)をぴったりと合わせる。
- 内側の縫い目(インシーム)と外側の縫い目(アウトシーム)が自然に重なる位置を確認する。
- 両手で裾を持ち、軽く2〜3回上下に振って空気を含ませ、生地のヨレを落としてからバーにかける。
この手順を踏むだけで、スラックスがシワにならないかけ方が自然と完成します。また、スーツのズボン保管方法としては、着用直後に密閉されたクローゼットへ戻すのではなく、半日程度は部屋干しで湿気を逃がしてから収納することが、カビや繊維のへたりを防ぐ絶対条件です。