2021年12月に2度目となる女子バレー日本代表監督へ就任した眞鍋政義氏。東京五輪での予選敗退からチームを再建し、2024年のパリオリンピック出場権を獲得するまでの手腕は高く評価されましたが、大会終了とともに退任となりました。この退任理由について、当時の記者会見や日本バレーボール協会の公式発表から次の3つの要因が明らかになっています。
第1に、「当初からの契約期間(パリ五輪まで)の満了」です。就任当初から「パリ五輪でのメダル奪還」を単一のターゲットに定めており、長期政権化によるチームの硬直化を防ぐための計画通りのバトンタッチでした。
第2に、「世界の高速立体バレーへの対応と世代交代」です。パリ五輪での1次リーグ敗退という結果を受け、次の2028年ロサンゼルス五輪を見据えた若手主体の長期強化プログラムへ移行するため、首脳陣の刷新が不可欠と判断されました。
第3に、「指揮官自身の過酷な心身への負荷」です。自著や特番インタビューでも明かされている通り、データバレーの徹底による極度の睡眠不足やプレッシャーは凄まじく、本人が「全身全霊を捧げ尽くした」と語る通りの完全燃焼が最大の退任理由です。