応急的な自作手法と並行して、災害時の迅速な大量供給を目指す専用製品の備蓄も進んでいる。その代表例が、全国段ボール工業組合連合会が各地方自治体と防災協定を結び普及を進めている暖段つむぎベッドなどの防災専用段ボールベッドだ。
これらの専用品は、工具不要で数分で組み立て可能なパーツ構成となっており、保管時にはコンパクトな箱形に収納できる設計が施されている。地震発生時には全国の製造工場から避難所へダイレクトに配送されるロジスティクス体制が整備されており、過去の震災現場でも避難者の身体的負担軽減に決定的な役割を果たした。