立志舎高等学校を語る上で最大の核となるのが、同校が創設以来貫いている「ゼミ学習」と呼ばれる教育手法です。教員が黒板を前に一方的に講義を進める従来の受動型授業ではなく、生徒同士が6〜8人のグループを組み、互いに教え合いながら理解を深めていくアクティブ・ラーニングの手法を採用しています。
現場取材や卒業生の手記によると、この学習スタイルに対する評価は非常に明快です。「中学時代は大人数の教室で発言するのが苦手だったが、少人数グループで話し合う中で自然と声を出せるようになった」「わからない部分を仲間と教え合うことで、知識の定着率が劇的に上がった」といった、自己肯定感の回復とコミュニケーション能力の向上を評価する声が圧倒的多数を占めています。
一方で、SNSや口コミ掲示板の検証では「自分一人で静かに集中して勉強したいタイプには、グループワークが負担に感じられる場合もある」という率直な意見も散見されます。協調性やディスカッションを通じた学びを重視する教育方針が、生徒の気質によって強みにも弱みにもなり得る点は留意すべきポイントです。