「自分が自分じゃない」離人症とは?原因・症状チェックから治し方まで

「自分が自分じゃない」離人症とは?原因・症状チェックから治し方まで

「自分が自分じゃない」離人症とは?原因・症状チェックから治し方までに関する主要な事実を徹底的にまとめました。専門的な情報をチェックしましょう。

離人症の症状の奇妙さゆえに、ネット上では誤った情報や過剰な恐怖が流布されています。ここで代表的な誤解を是正しておきましょう。

第一の誤解は、「このまま気が狂って精神崩壊してしまうのではないか」という恐怖です。前述の通り、離人症の患者は「現実感覚が狂っている」という事実を冷静に自覚しています。狂気の中にいる人は自分が狂っているとは思わないため、「おかしい」と悩んでいること自体が、理性が完全に保たれている揺るぎない証拠です。

第二の誤解は、「一生治らない不治の病である」という思い込みです。離人感は、脳が過負荷から身を守るために一時的に張った「防護シールド」に過ぎません。シールドが必要な環境(過酷な労働環境、家庭内の不和、抑圧された感情)が改善され、神経系の緊張が解ければ、脳は自然と通常モードへと再起動します。不可逆的な脳の損傷ではないため、適切なケアによって寛解へ向かう疾患です。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。