ポカリスエットを飲んだ際に「喉の奥に甘さが残る」と感じたことがある方は少なくないはずです。オリジナルのポカリスエットは、1980年の発売当時「発汗により失われた水分とエネルギーを同時に補給する」というコンセプトのもと、砂糖や果糖ぶどう糖液糖を用いてしっかりとした糖度を持たせて開発されました。運動直後の冷えた状態では心地よく感じられるこの甘みも、座り仕事の最中や常温では重たく感じてしまうケースがあります。
大塚製薬の公式発表によると、イオンウォーターは「現代人の乾き」を見つめ直し、常温でも美味しくゴクゴク飲める後味の良さを突き詰めて開発されました。原材料名を確認すると、ポカリスエットの主原料が果糖ぶどう糖液糖や砂糖であるのに対し、イオンウォーターには果汁や食塩に加えて甘味料(スクラロース、ラカンカエキス)が採用されています。
「人工甘味料が入っているのではないか」という懸念を持つ愛飲者もいますが、大塚製薬は安全性試験を通過した微量のスクラロースを植物由来の甘味料と巧みにブレンドしています。砂糖だけでカロリーを下げようとすると味が薄まり「水っぽさ」が出てしまいますが、電解質の塩味をまろやかに包み込み、後味にベタつきを残さないための技術的アプローチとしてこの配合が選ばれました。