ハード面の防護策も日々進化を遂げている。大阪府庁は、三大水門(木津川・安治川・尻無川)の防潮水門の自動化・遠隔操作化を推進し、巨大津波の進入を水際で食い止める「都市インフラ整備」に巨額の投資を続けている。
同時に、官民連携による「防災・減災産業」の技術革新が注目を集める。AIを活用したリアルタイム浸水予測システムや、浸水時に自動で起立する可動式防潮堤など、最先端テクノロジーが都市の防護網を補強している。吉村洋文知事も主導するスマート防災構想は、ハードインフラの強化とソフト面の避難インフラをデジタルで融合させ、被害を最小限に抑える試みとして成果を上げつつある。