演奏面における「Red Hot」の最大の武器は、テンポBPM約175〜180で駆け抜ける疾走感と、生形真一(Gt)のセンスが光るオクターブ奏法を取り入れたギターリフです。バンドスコアやギターTAB譜を開くと分かりますが、楽曲自体のコード進行はオーソドックスなパワーコードを基調とした極めてストレートな構成になっています。
しかし、高橋宏貴(Dr)によるドライブ感あふれるタイトなビートと、高田雄一(Ba)のボトムを支えるベースラインが合致することで、シンプルなフレーズが驚異的な推進力を獲得します。過剰な装飾を排し、バンドアンサンブルの基礎体力のみで勝負しているからこそ、多くのコピーバンドにとっても定番曲として愛され続けています。