ネット空間で中日ドラゴンズを語る上で避けて通れないのが、「チュニドラ」という呼称です。この言葉の起源は、なんJ掲示板における「中日ドラゴンズ」のタイピングミスや語感の響きが面白がられ、定着したものとされています。当初は単なる誤字いじりだったものが、チームの得点力不足や奇想天外な試合展開と結びつき、いつしか「愛嬌と哀愁を帯びた愛称」として定着しました。
中日の実況スレにおけるなんJの反応を定点観測すると、他球団のスレとは異なる明確な特徴が見受けられます。それは「極端な自虐と、わずかな光明への過剰な歓喜」の同居です。1点を争う緊迫した投手戦で凡退が続けば、辛辣なツッコミが嵐のように流れる一方で、期待の若手が一心不乱に放った1本の適時打に対しては、まるで優勝が決まったかのようなお祭り騒ぎが巻き起こります。
報道関係者や球界関係者の間でも、「中日ファンの熱量は12球団屈指であり、批判の裏にはチームを鼓舞したいという渇望がある」と分析されています。SNSや掲示板で拡散されるミームは、ファンが悔しい敗戦を受け止めるための緩衝材として機能している側面を見逃すことはできません。