Q1:細木数子は島倉千代子の借金を本当に自分のポケットマネーで全額肩代わりしたのですか?
A1:いいえ、全額を自費で立て替えたわけではありません。細木数子は裏社会や街金の債権者と交渉して元金の減額や利息の免除を取り付け、債務を一本化した上で、島倉千代子に過酷な巡業・キャバレー営業をこなさせて返済に充てるスキームを主導しました。細木は「資金提供者」ではなく「債権整理と興行支配のプロデューサー」でした。
Q2:島倉千代子と細木数子が絶縁した決定的な理由は何ですか?
A2:過密な地方巡業で莫大な売り上げを上げているにもかかわらず借金の残高が不透明だったこと、島倉の興行権や事務所を細木が完全に掌握し過度な精神的・経済的支配下に置いたこと、そして細木からの理不尽な恫喝や先祖供養に絡む恐怖支配に島倉が耐えかねたことが決定打となりました。島倉は身一つで細木のもとから脱出し、絶縁に至りました。
Q3:島倉千代子の借金総額はいくらで、最終的にどのように完済されたのですか?
A3:借金総額は、実印を悪用された保証債務や街金の高利を含め、ピーク時で約16億円〜20億円に達したとされています。細木数子との絶縁後も残債の返済は続きましたが、1987年の『人生いろいろ』の大ヒットや精力的な全国コンサート活動、コロムビア関係者の支援などにより、島倉は数十年の歳月をかけて自らの力で完済を果たしました。
Q4:細木数子と島倉千代子の命日が同じというのは本当ですか?
A4:はい、事実です。島倉千代子は2013年11月8日(享年75)、細木数子は2021年11月8日(享年83)に逝去しました。二人は同じ1938年生まれでもあり、生前に激しい愛憎劇を繰り広げた二人が同じ月日に旅立ったことは、昭和芸能史の不可思議な宿縁として現在も語り草となっています。