悪役のイメージが先行しがちなトム・フェルトンですが、単館系ヒューマンドラマや文芸作品、ファンタジー映画で見せる多面的な演技こそが映画ファンの心を掴んで離しません。ここでは、絶対に観ておくべきおすすめ映画4作品を厳選して紹介します。
1. 『ベル 〜ある伯爵令嬢の恋〜』(2013年)
18世紀イギリスの実話に基づく格調高い歴史ドラマ。貴族社会の差別や偏見を浮き彫りにする貴族の青年ジェームズ・アシュフォード役を演じています。華やかな時代衣装に身を包み、階級社会の残酷さを冷徹に体現した演技は必見です。
2. 『復活』(2016年)
イエス・キリストの処刑と復活の真相を追うローマの護民官を描いた歴史大作。トム・フェルトンは主人公クラヴィウスの副官ルシウス役を務めました。信仰と軍務の間で揺れ動く若き兵士の葛藤を繊細に表現し、重厚な人間ドラマに見事な深みを与えています。
3. 『オフィーリア 奪われた王国』(2018年)
シェイクスピアの名作『ハムレット』をオフィーリアの視点から再解釈した意欲作。デイジー・リドリー演じるオフィーリアの兄、レアティーズ役で出演しました。妹を心から想い、運命に翻弄される熱き青年を情熱的に演じ、従来の冷酷なパブリックイメージを鮮やかに覆しています。
4. 『ベビーシッターのモンスターハンティング・ガイド』(2020年)
Netflix配信作品としてファミリー層を中心に話題を呼んだダークファンタジー。子どもたちの悪夢を具現化する怪人「グランギニョール」役として、特殊メイクと奇抜な衣装で怪演を披露しました。コミカルでありながら不気味なヴィラン像は、彼のエンターテイナーとしての真骨頂を感じさせます。