SNS上でお清めスプレーの存在が一気に拡散したきっかけは、あるユーザーによる「理不尽な上司のデスク周りに吹きかけたら、翌週に急な異動が決まった」という投稿でした。このポストを皮切りに、お清めスプレーの縁切り効果を称賛する口コミが次々と投稿され、瞬く間に「最強の自衛アイテム」としての地位を確立しました。
特に火付け役となったのが、伊勢神宮にゆかりを持つコスメブランドが展開する「おいせさん お清め塩スプレー」です。薄型のパウチ形状と清らかな和の香りが特徴で、持ち歩きやすさも手伝ってデスクワーク層や人間関係に悩む若年層の間で爆発的なヒットを記録しました。
こうしたお清めスプレーのネットの反応や真相を冷静に分析すると、超常現象というよりも「気分の切り替え」と「心理的アプローチ」が深く関係していることが分かります。苦手な相手やストレスを感じる出来事に直面した際、スプレーをひと吹きする行動自体が「自分を守るための儀式」として機能し、過度なイライラや不安を鎮めるアンカー(心理的なトリガー)として働いているのです。