「これまでと同じ味では、お客様は満足しない」。開発担当者が語る言葉には、強い覚悟が滲む。ラの壱の代名詞である「もとあじ」が、今春大幅にリニューアルされた。豚骨特有の臭みを徹底的に抑えつつ、旨味だけを極限まで抽出する新製法を導入。これにより、最後の一滴まで飲み干せるすっきりとした味わいと、深いコクの両立に成功した。
スープの温度管理にも最新のテクノロジーが導入された。職人の勘に頼っていた火加減を数値化し、どの店舗で食べてもブレのない「最高の一杯」を提供できる体制を整えたのだ。伝統を守りながらも、常に進化を求める姿勢がそこにある。