作品を牽引した『ちむどんどん』のキャストと相関図を整理すると、現代演劇界・映像界を代表する豪華な顔ぶれが揃っていたことが分かります。四兄妹それぞれの個性的な生き様が複雑に絡み合い、物語の推進力となりました。
ヒロインを演じた黒島結菜は、持ち前の透明感と底抜けの明るさで、困難にも屈せず突き進む暢子を体当たりで熱演しました。一方、比嘉家の長男で「ニーニー」こと賢秀を演じた竜星涼は、家族を愛しながらも怪しげな投資やビジネスに手を出し続け、莫大な借金を実家に背負わせるトラブルメーカーを怪演し、視聴者に強烈なインパクトを残しました。
長女・良子役の川口春奈は、堅実な小学校教師として家計を支えつつ教員仲間の石川博夫(山田裕貴)との結婚生活に葛藤する女性を繊細に表現。三女・歌子役の上白石萌歌は、病弱でありながら天性の歌声を秘めた少女から、幼馴染の砂川智(前田公輝)との愛を実らせ民謡歌手として羽ばたく姿を情感豊かに演じきりました。