では、客観的に見て赤ちゃんはいつ頃から一人座りができるようになるのでしょうか。厚生労働省が公表している「乳幼児身体発育調査」および近年の小児健診データに基づき、お座りの獲得プロセスの目安を整理しました。
赤ちゃんのお座りはいつから始まるのかという問いに対する標準的な回答は、生後7ヶ月から8ヶ月頃です。生後6ヶ月時点では、前方に手をついて一時的に支えることはできても、体幹だけで背筋を伸ばし続けることは困難です。この段階で親が意図的に座らせる生後6ヶ月のお座り練習方法を探す保護者もいますが、前述の通り、この時期に最も有効な「準備」は座らせることではなく、うつ伏せでしっかりと首を持ち上げ、胸を床から浮かせる全身運動です。
やがて迎える生後7ヶ月のお座り練習サインとしては、「うつ伏せから自分で腕を突っ張って上半身を高く持ち上げる」「仰向けから横向きになり、手を使って起き上がろうとする仕草を見せる」などが挙げられます。これらのサインが自発的に現れて初めて、赤ちゃん自身の筋肉が重力に抗して骨盤を起こす準備が整った合図となります。