メガネのフレーム、ノートパソコン、スマートフォン、ゲーム機のコントローラーなどに使われるM1〜M2クラスの極小ネジは、通常サイズの工具では太刀打ちできません。小さい精密ネジがなめた時の外し方には、極めて繊細なコントロールが求められます。
精密機器のネジはトルク耐性が非常に低く、無理にこじるとネジ頭が簡単にねじ切れます。この場合のファーストチョイスは、精密ドライバーの先端に「薄手アルミホイル」を噛ませる方法、または精密用の摩擦増強ペーストの併用です。
それでも回らない場合、精密用ネジザウルス(ネジザウルスM2など)を使用するか、ルーター(小型グラインダー)や精密金切ノコを使ってネジ頭に一本の「マイナス溝」を薄く削り出し、マイナスドライバーで救出する手法が有効です。削り粉が基板や内部回路に落ちるとショートの原因になるため、必ず周辺をマスキングテープで厳重に養生してから作業を行ってください。