Q1:法尻と法先(のりさき)に違いはありますか?
A1:実務上はほぼ同義語として使われています。「法尻(のりじり)」が最も一般的な土木用語ですが、現場や地域によっては「法先(のりさき)」と呼ぶこともあります。どちらも斜面の最下端・裾野を指しています。
Q2:自宅の裏山にある法尻から水が湧き出ているのですが危険ですか?
A2:注意が必要です。法尻からの湧水は斜面内部に地下水がたまっているサインであり、大雨時などに土砂が流出して崩壊の引き金になる恐れがあります。濁った水が出ている場合や、湧水量が急激に増えた場合は、専門家や自治体の防災窓口への相談をおすすめします。
Q3:法勾配の計算において法尻はどのように関係しますか?
A3:法勾配は「高さ1に対する水平距離」で表されます(例:1:1.5など)。この勾配を計算・管理する際の基準点となるのが法肩と法尻です。法肩の標高と法尻の標高の差(高さ)、および水平距離の比率によって法面の傾斜角度が決定されます。