まず押さえておきたいのが、入試における客観的な立ち位置です。京都工芸繊維大学は理系の「工芸科学部」1学部のみで構成される単科大学ですが、その内部は多彩な先端科学や造形を学ぶ複数の課程に分かれています。
河合塾などの大手予備校が公表する最新データを総合すると、個別学力試験の偏差値は52.5〜60.0。共通テストのボーダーラインは全体として68%〜76%前後を要求されます。国公立大学理系偏差値の全体図で見れば、神戸大学に次ぎ、岡山大学や広島大学、名古屋工業大学と肩を並べる高難度のレンジに位置しています。
学科課程ごとの目安は以下の通りです。
最も難度が高いのは建築・造形系をリードするデザイン建築学課程で、偏差値57.5〜60.0、共通テスト得点率も74%〜76%がセーフティラインとなります。情報工学や電子システムを学ぶ情報工学・電子工学系の各課程も偏差値55.0〜57.5、共通テスト得点率70%〜73%と堅調な数値を維持。応用化学や生体分子応用などの物質・生命系も偏差値52.5〜55.0前後と、国公立理系として決して油断できないハードルが設定されています。