なぜ佐賀県鳥栖市という地に、これほど大規模な精舎が建立されたのでしょうか。その背景には、真如苑の開祖である伊藤真乗(いとう しんじょう)の深い祈りと、九州という土地が持つ歴史的・地理的重要性が関係しています。
古来より九州は、大陸からの文化や仏教伝来の玄関口であり、多くの祈りの歴史が刻まれてきた地域です。真如苑では、西日本の信徒の精神的支柱となる拠点の建設を長年構想していました。東西南北へと交通網が交差する「クロスロード鳥栖」の利便性と、山並みに抱かれた清浄な環境が選定の決め手となり、大規模な造営プロジェクトがスタートしました。
建立工事にあたっては、自然破壊を最小限に抑える環境配慮型の造成が行われ、地元関係者との対話を重ねながら年月をかけて完成に至りました。現在も開祖の精神を受け継ぐ場所として、大切に維持・管理されています。