サンリオの公式発表およびユニット立ち上げ時のステートメントによると、はぴだんぶいの名前の由来は「ハッピーになりたい男子たち、V字回復をねらう」という切実かつ前向きな決意の略称です。参加しているはぴだんぶい メンバーは、ポチャッコ、タキシードサム、けろけろけろっぴ、バッドばつ丸、ハンギョドン、あひるのペックルの6人。いずれも1980年代から1990年代にかけて絶大な人気を誇ったサンリオの代表的な男子キャラクターたちです。
彼らが結成された最大の理由は、2000年代以降に登場したシナモロールやポムポムプリン、クロミといった後輩キャラクターの台頭に伴う「人気の停滞」にありました。かつてサンリオキャラクター大賞で1位に輝いた実績を持つ実力派でありながら、時代の移り変わりとともにメディア露出が減少。「このままでは終われない」というキャラクターたちの再起をかけたプロジェクトとして、2026年に正式始動しました。
発信されたメインメッセージは「大丈夫!君は君のままで、きっとうまくいく」。完璧を目指すのではなく、失敗や不器用さを受け入れながら前を向く等身大の姿勢が、先行きの見えない社会を生きるファンの共感を強く呼び起こしました。自虐とポジティブさを巧みに織り交ぜたプロモーション戦略は、サンリオのマーケティング史においても極めて画期的な転換点となったのです。