脅迫が判明した際、運営側が下したイベント中止という決断は、関係者全員にとって苦渋の選択だった。海外ファンとの貴重な交流の場が奪われただけでなく、会場キャンセル料や渡航費、グッズの在庫リスクなど、直接的な経済損害は膨大な額に上る。だが、何よりも優先されるべきは命だ。
当日を心待ちにしていたファンの失望と怒りは、加害者への強烈な批判となってネット上に渦巻いた。楽しみにしていたライブや握手会が、一人の心ない投稿によって瞬時に奪い去られる不条理。エンターテインメントの健全な循環を暴力的に断ち切る行為に対し、社会全体で厳しい視線を注ぐ必要がある。