SNSや美容系コミュニティでは、顔の筋肉に対するトレーニングや医療施術の体験談が日々活発に議論されています。実際の利用者の声から見えてくるリアルな実態を検証しました。
まず表情筋トレーニングに関しては、「2ヶ月間継続したら口角が自然に上がるようになり、写真写りが劇的に変わった」「フェイスラインがシャープになった」というポジティブな声が多数を占める一方、「YouTubeの動画を見ながらがむしゃらに動かしていたら、眉間やおでこに深いシワが刻まれてしまった」という深刻な失敗談も散見されます。皮膚を引っ張るような間違ったフォームや、すでに硬直している筋肉を無理に収縮させたことが原因です。
また、小顔治療として定番化した咬筋ボトックス注射については、「長年悩んでいたエラ張りが消えて輪郭が卵型になった」「朝起きたときの顎の痛みが消えた」と絶賛される一方で、「咬筋のボリュームが減ったことで、乗っていた皮膚が余り、かえってほうれい線やたるみが目立つようになった」という40代以降のユーザーからの後悔の声も目立ちます。筋肉のボリュームと皮膚の弾力性のバランスを見極めずに施術を受けた結果といえます。
さらに、ネット上で検索頻度が高い「顔の筋肉がピクピクする」という現象については、医学的には「眼瞼ミオキミア」や「顔面神経痙攣」が疑われます。多くは睡眠不足、カフェインの過剰摂取、眼精疲労、精神的ストレスによる末梢神経の興奮が原因であり、筋肉を温めて休養を取ることで自然軽快します。しかし、数週間以上続く場合や口元まで痙攣が広がる場合は、神経内科や脳神経外科の受診が必要です。