結婚から数十年、芸能界きってのおしどり夫婦と見られていた2人に大きな転機が訪れたのは、真平氏が定年退職を迎えたことでした。多忙を極めていたテレビマン時代から一転、四六時中夫が自宅に居座る生活となり、家事や日常の些細な言動に対するストレスが蓄積していったのです。
恵美子さんは後に、めまいや動悸、食欲不振などの体調不良に悩まされ、医師から「夫源病(夫の言動や存在自体が強いストレス源となって生じる心身の不調)」と診断されたことを告白しました。夫が家にいるだけで息が詰まるという深刻な状態に陥り、一時は体重が激減するなど危機的な状況を迎えました。
この苦境を打開するために選択されたのが「別居」でした。大阪府箕面市にある敷地面積数百坪とも言われる豪邸に恵美子さんが残り、真平氏は大阪市内のマンションなどに拠点を移す形で、物理的な距離を置く生活がスタートしました。