岡山を訪れたなら一度は味わっておきたい二大ご当地グルメが、漆黒のソースが際立つ「えびめし」と、濃厚なデミグラスソースをとんかつにかけた「デミカツ丼」です。しかし、駅周辺で提供する店舗ごとにそのアプローチは大きく異なります。
岡山名物 デミカツ丼 駅周辺の代表格といえば、昭和6年創業の元祖として知られる「味司 野村」が挙げられます。駅東口から徒歩約7〜8分(路面電車利用なら西川緑道公園電停すぐ)に位置する同店では、門外不出の濃厚な秘伝デミグラスソースと、あっさりとした和風だしの卵とじカツ丼を両方味わえる「孫膳」が定番です。豚カツの衣のサクサク感とキャベツ、濃厚ダレの三位一体は唯一無二ですが、休日のピーク時には40分以上の待ち時間が発生することも珍しくありません。
これに対し、岡山ご当地グルメ えびめしは、炒飯ともピラフとも異なる独特の香ばしさが魅力です。特製カラメルソースとケチャップ、スパイスで炒め上げられた黒いご飯の上にプリッとした海老と錦糸卵が乗るスタイルで、駅直結の地下街「一番街」やさんすて内の洋食店でも手軽に味わえます。よりディープな味を求めるなら、洋食系の老舗喫茶店や大衆食堂で提供される一皿を選ぶと、しっかりとしたコクと昔ながらのレトロな風味を堪能できます。