ミース・ファン・デル・ローエの革新|代表作と名言、泥沼裁判の真相

ミース・ファン・デル・ローエの革新|代表作と名言、泥沼裁判の真相

ミース・ファン・デル・ローエの革新|代表作と名言、泥沼裁判の真相にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

20世紀の空間概念を根本から刷新した近代建築の三大巨匠ですが、その設計思想やアプローチには明確な違いがあります。特にル・コルビュジエ 比較において、ミースのアプローチがいかに異質であったかは、構造と空間の捉え方に現れています。

項目ミース・ファン・デル・ローエル・コルビュジエフランク・ロイド・ライト主たる建築思想Less is more / 骨組みの純粋性と構造表現近代建築の5原則 / 住宅は住むための機械有機的建築 / 自然環境との有機的融合象徴的な主要素材構造用鋼(鉄骨)、板ガラス、大理石鉄筋コンクリート、ピロティ、白壁天然石、レンガ、木材、キャンチレバー代表的な住宅作品ファンズワース邸、トゥーゲントハット邸サヴォア邸、ロンシャンの礼拝堂落水荘(カウフマン邸)、ロビー邸空間概念の到達点ユニバーサル・スペース(無限定で可変な大空間)モデュロール(人体寸法に基づく合理モジュール)プレーリースタイル(水平線への流動的連続)都市空間への波及力超高層ビル・オフィスの原型を決定づけた集合住宅や近代都市計画の青写真となった郊外型戸建て住宅と景観調和の理想を築いた

コルビュジエがコンクリートの可塑性を生かして造形的な彫刻性へと向かったのに対し、ミースは最後まで工業化素材の規律と直交格子に留まり続けました。ライトが大地と素材の泥臭い温もりを愛したのとは対照的に、ミースが求めたのは重力や湿気から解放された透明な空間の秩序でした。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。