イオン化傾向の語呂合わせ決定版!定番から差がつく暗記術と反応性の真実

イオン化傾向の語呂合わせ決定版!定番から差がつく暗記術と反応性の真実

イオン化傾向の語呂合わせ決定版!定番から差がつく暗記術と反応性の真実の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

Q1:リチウム(Li)が入っている語呂と入っていない語呂、どちらを覚えるべきですか?
A1:国公立大・難関私大や2026年以降の共通テストを受験するなら、間違いなくリチウム(Li)が入ったフルバージョンを覚えるべきです。近年の入試ではリチウムイオン二次電池の出題が標準化しており、水溶液中でリチウムが最も強いイオン化傾向を示す事実を知らないと解けない設問が増加しています。中学理科や高校の基礎レベルであれば、従来の「貸そうかな…」でも対応可能です。

Q2:不動態を作るアルミニウムや鉄は、塩酸にも溶けないのですか?
A2:いいえ、塩酸には勢いよく溶けます。不動態は濃硝酸のような「極めて強力な酸化力を持つオキソ酸」に接触した瞬間にのみ形成されます。塩酸(HCl)は酸化力を持たない酸(H⁺による酸化作用のみ)であるため緻密な酸化皮膜を作れず、水素を発生しながら激しく溶解してAl³⁺やFe²⁺のイオンになります。酸の種類による違いを明確に区別してください。

Q3:亜鉛(Zn)やアルミニウム(Al)は水酸化ナトリウム水溶液にも溶けますが、イオン化傾向と関係がありますか?
A3:これはイオン化傾向単独の性質ではなく、これらの金属が「両性金属(Al, Zn, Sn, Pb)」であることに起因します。両性金属は酸とも強塩基とも反応し、強塩基水溶液中ではテトラヒドロキシド亜鉛(Ⅱ)酸イオン([Zn(OH)₄]²⁻)などの錯イオンを形成して溶解し、水素を発生します。「ああそうすんな(Al, Zn, Sn, Pb)両性金属」と別個に整理しておく必要があります。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。