市場価格の下落という千載一遇のチャンスを活かし、旬の絶品カニを最もお得に手に入れるにはどうすべきか。流通ルートを徹底検証した結果、今季特におすすめできる3つの購入ルートが浮かび上がった。
第一に狙い目となるのが「漁港直売所および沿岸部の鮮魚市場」だ。水揚げが過剰になった日は、浜の直販コーナーで規格外サイズや足折れ(身詰まりや味には一切問題がない個体)が破格の値段で売り出される。現地に足を運べる人にとっては間違いなく最安の選択肢となる。
第二は「産地直送型のオンラインモールや漁協直販サイト」の活用だ。中間流通マージンをカットした産直ルートでは、今回の豊漁を受けた「緊急還元セール」や「訳あり大容量パック」が相次いで展開されている。特に競り落とされてから一度も冷凍されずに届く「未冷凍・ボイル済み」の品は、価格以上の旨味を堪能できる。
第三のルートは「都市部の中小規模な独立系鮮魚店」である。大手スーパーが長期契約価格で動くのに対し、個人経営の鮮魚店は毎朝の卸売市場でのセリ値を即座に店頭価格へ反映させる。今季のように浜値が下がっている時期は、予期せぬ処分価格で店頭に並ぶ頻度が極めて高くなっている。