水嶋ヒロのキャリアを振り返る上で欠かせないのが、高い知性と確かな演技力のバランスだ。名門・慶應義塾大学に在学中からモデルとしての活動を開始し、大手芸能事務所研音に所属したことで、彼の芸能界におけるスターダムへの階段は一気に加速した。
単なる「イケメン俳優」の枠に収まらない理知的な雰囲気と、ドラマ『メイちゃんの執事』などの大ヒット作で見せた佇まいは、ヘアスタイルの変化とともに進化を遂げていく。クールなメガネ姿やエレガントなミディアムヘアも話題を呼んだが、根底にある骨格の美しさと気品を最も引き立てるのは、やはり無駄を削ぎ落とした洗練された短髪だった。