来場者が毎年最も苦渋を味わうのが、移動インフラの麻痺です。特に本厚木駅混雑状況は、花火終了直後の20時45分頃からピークに達し、北口・南口ともに駅前広場から改札まで長蛇の列が形成され、構内入場制限によって最大90分〜120分の足止めが発生します。
さらに見落とされがちなのが、広範囲に敷かれる交通規制情報と深刻な駐車場混雑です。大会当日は17時前後から会場周辺の主要道路が歩行者専用道路となり、車両の通行が完全遮断されます。公式の臨時駐車場は用意されないため、駅周辺のコインパーキングを目指す自家用車が殺到しますが、午前11時の段階で主要駐車場はほぼ満車です。無理に進入した車列椅子取りゲームに巻き込まれ、花火開始時刻になっても車内から出られない「渋滞難民」が後を絶ちません。
賢明な回避策は、小田急線の隣駅である愛甲石田駅周辺に車を停めてパーク&ライドを利用するか、帰路において本厚木駅ではなく徒歩で海老名駅側へ渡るルートを選択することです。相模大橋を渡る人の波は激しいものの、海老名駅は複数路線(小田急・相鉄・JR相模線)が乗り入れているため、乗車待機列の解消スピードは本厚木駅より圧倒的に早いという現場データがあります。